名鉄日進駅より北東へ300m
0561-72-8733

春の季節だよりLETTER_SPR

-->

季節だより

スギ花粉症の方はつらい毎日をお過ごしのことと思います。
これからしだいにスギ花粉の量も減って症状も軽くなってきます。しかし、ほかの人がアレルギー性鼻炎や花粉症の症状が和らいでいるのに症状の程度が続いている方や新しい症状が出現した方は、ヒノキ花粉症、カモガヤ花粉症が疑われます。一度検査をお勧めします。

アレルギーの原因物質を調べるには、採血して血液中の特異的IgE抗体を測定します。結果が出るのに少し時間がかかりますが、危険はありません。原因を知ることで治療や対策を講じるのに役立ちます。
以前は、原因として疑われる物質のエキスを皮膚に注射する方法や皮膚を軽くひっかきその上にたらす方法が行われていました。いずれも15分後にエキスに対する皮膚の発赤と腫れから判定しました。
結果が出るのに時間はかかりませんが、ショックを起こすことがあります。そのため最近は行われていません。

季節性アレルギー鼻炎は花粉の場合が多く、花粉症とも呼ばれます。早春(2月、3月、4月)はスギ、ヒノキ(4月、5月)、初夏(5月、6月、7月)はカモガヤ、早秋(8月、9月、10月)はブタクサが有名です。
通年性アレルギー性鼻炎はハウスダスト(家の中のほこり)、ダニです。
今回、薬にたよらずに日常生活でできる対策についてお話します。

花粉症の原因となる代表的な植物

花粉対策

  • ・外出時にはマスク、メガネ、帽子を着用しましょう。
  • ・帰宅したら手を洗い、うがいをしましょう。
  • ・花粉の飛ぶ時期にはなるべく外出を控えましょう。
    特に風の強い晴れた日には花粉がたくさん飛び散りますので注意しましょう。
  • ・窓や戸を開け放しにしないようにしましょう。
  • ・布団を干すのも控えましょう。
  • ・舌下免疫療法 詳しくはこちら>
  • ・レーザー治療 詳しくはこちら>

ハウスダスト、ダニ対策

  • ・掃除機でこまめに掃除しましょう。
  • ・ソファーやじゅうたんはダニが繁殖しやすいので避けたほうが良いです。
  • ・部屋の換気をよくし、日光が部屋に良く射し込むようにしましょう。
  • ・布団は定期的に日光に干し、良くたたいてホコリを払ってから家の中に入れましょう。
  • ・布団を敷く時は早めに敷いて、ホコリが納まってから寝ましょう。
  • ・舌下免疫療法 詳しくはこちら>
  • ・レーザー治療 詳しくはこちら>

日常生活の注意

  • ・運動をしましょう。
    体力増強、ストレス解消に努めましょう。
  • ・皮膚を鍛えましょう。
    普段はなるべく薄着に乾布摩擦、冷水摩擦を行いましょう。
  • ・睡眠、休息を十分とりましょう。
    疲労や睡眠不足は症状を悪化させます。