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季節だより

2019年3月11日

スギ花粉症の方はつらい毎日をお過ごしのことと思います。
これからしだいにスギ花粉の量も減って症状も軽くなってきます。しかし、ほかの人がアレルギー性鼻炎や花粉症の症状が和らいでいるのに症状の程度が続いている方や新しい症状が出現した方は、ヒノキ花粉症、カモガヤ花粉症が疑われます。一度検査をお勧めします。

アレルギーの原因物質を調べるには、採血して血液中の特異的IgE抗体を測定します。結果が出るのに少し時間がかかりますが、危険はありません。原因を知ることで治療や対策を講じるのに役立ちます。
以前は、原因として疑われる物質のエキスを皮膚に注射する方法や皮膚を軽くひっかきその上にたらす方法が行われていました。いずれも15分後にエキスに対する皮膚の発赤と腫れから判定しました。
結果が出るのに時間はかかりませんが、ショックを起こすことがあります。そのため最近は行われていません。

季節性アレルギー鼻炎は花粉の場合が多く、花粉症とも呼ばれます。早春(2月、3月、4月)はスギ、ヒノキ(4月、5月)、初夏(5月、6月、7月)はカモガヤ、早秋(8月、9月、10月)はブタクサが有名です。
通年性アレルギー性鼻炎はハウスダスト(家の中のほこり)、ダニです。
今回、薬にたよらずに日常生活でできる対策についてお話します。

花粉症の原因となる代表的な植物